Rare Dinner Plate / Malicorne, Emile Tessier / 1920- FRANCE
Rare Dinner Plate / Malicorne, Emile Tessier / 1920- FRANCE
18世紀の中頃に、ジャン・ロワゾー(Jean Loiseau)によりマリコルヌの地に最初の陶器工房が開窯。それから現在に至るまでマリコルヌにはいくつかの工房が開窯し、伝統装飾を取り入れた様々な製品が生み出されています。
このディナープレートは、1924年にエミール・テシエ(1887-1971)により開窯したマリコルヌ陶器工房(Faïenceries d'Art de Malicorne)の製品。この工房では、18世紀に流行した錫釉薬の白地に透かし細工やパニエのような装飾を得意としていました。2枚共にとてもねっとりとした厚みのある釉薬を纏っています。1枚には全体に貫入。淡い淡い象牙色はまるで薄雲越しの満月のようです。マリコルヌの製品は大量生産ではなく1枚1枚職人の手によって生産されています。おおらかで素朴、とっておきの美しいディナープレートです。
Φ26.5cm

































