Mug Cup / Cul Noir (Haricot Rouge) / 1890-1910 FRANCE
Mug Cup / Cul Noir (Haricot Rouge) / 1890-1910 FRANCE
少し大きめの小豆色のキュ・ノワール(アリコ・ルージュ)のマグカップ。
18世紀末から主に北フランス一帯の農村民らが使用していた素朴な民陶キュ・ノワール。伝統的な「ノワール」の黒色〜茶褐色の釉薬の他に、19世紀末からはこのような小豆色、また黄瀬戸釉のような山吹色、織部釉のような松葉色など多彩な釉薬にも挑戦しました。
20世紀に入り100年を超え永く続いてきたキュ・ノワール文化でしたが、農業の近代化に伴う需要減少、職人の後継者不足による衰退は避けられませんでした。手探りで存続を模索してきましたが、残念ながら20世紀初頭にはそのほとんどが廃窯してしまいました。
このキュ・ノワールのマグカップには当時の職人の温かな誇りを仄かに感じます。
Φ10cm x W14cm x H9.5cm / 400ml

































