Old Jelly Mold / Stoneware / 1890- ENGLAND
Old Jelly Mold / Stoneware / 1890- ENGLAND
ビクトリア朝時代のストーンウェアのゼリーモールド。
とうもろこしのデザイン。
ストーンウェアのゼリーモールドは、18世紀後半からビクトリア朝時代(1837年〜1901年)にかけてイギリスを中心にヨーロッパで広く普及したキッチンウェアです。
かつては、ゼリー菓子(フルーツゼリー)はゼラチンの精製や氷や砂糖が貴重だったため富裕層の特権(富の誇示)でしたが、ビクトリア朝時代に入り工業化が進みゼラチン(正しく精製されたものとは限りませんが)が手に入りやすくなると、下級の庶民の間では貴重なタンパク源としてゼリー(保存食・有名なうなぎのゼリー寄せなど)が普及しました。
イギリスにおいてゼリーとは、階級によってまったく異なる歴史と、一方は宝石のような贅沢品、一方は庶民の保存食という極端な格差がイギリス社会(中産階級の気取りや虚栄)の不平等さの象徴として皮肉なブリティッシュ・ジョークで語られます。
W12cm x D9cm x H8cm

































